日本の古民家とは

古民家での暮らし

古民家の窓辺
古民家の太い梁や柱は素朴な迫力があり、長年家を支え続けてきた力強さがあり、そして懐かしく落ち着きます。
囲炉裏で燻されて黒く光る柱は、長い歴史から醸し出される風合いがあります。

釘を使わずにほぞをかみ合わせて作り上げた家は、まさに引き継がれていくべきものです。

構造材が見事に結合した仕口や継ぎ手の技の素晴らしさは、まさに神業です。
昔に建てられた古民家は柱や梁に良質な無垢材を使用し、材料に価値があります。さらに木材は年月を経るほど乾燥して長持します。

古民家は先人達が残してくれた建築様式や文化、住まいの知恵を現代に伝えています。

古民家のリフォーム、改築

古民家の障子

古民家を購入した場合、大抵補修が必要になります。
長い年月が経った水回りは、リフォームが最優先されます。昔ながらのトイレや台所、風呂回りの補修は必須でしょう。

柱や梁などの古さを生かしながら、耐震補強、断熱材の追加などを行い、最新の設備に取り替えるなどして工夫すると、快適に暮らせる住宅に蘇ります。

南伊豆における古民家の特徴

古民家の障子
伊豆半島、特に南伊豆から下田市、西伊豆においてよく目にするのは、なまこ壁です。
民家・土蔵などの外壁の1つの様式です。
建物の耐火・耐水性向上のため、瓦を張りその間を漆喰で止めた工法で、盛り上がった漆喰の断面が海鼠のように見えます。
なまこ壁は日本的な独特の美しさがあり、かつ耐火や雨水を防ぐ役割もあります。

クワの木が多い、伊豆半島では、養蚕も盛んに行われていました。
養蚕農家の古民家は、伊豆各地で見られます。広く天井も高いので古民家として人気があります。

古民家再生で使用される木材 1例

古民家の障子 古民家の障子 古民家の障子
ブビンガ
囲炉裏作りに使用。風合いがあり、カウンターテーブルにも適している。
ビャクシン
床柱等に使う。森林のような爽やかなシトラスの香りがする。
えんじゅ
床柱などに使う。表面仕上げは良好。磨けば光沢が出る。